技術紹介
二色成形
二色成形(Double Mold)とは異なる2種類の樹脂や色を一体化した状態で成形する工法です。透過部と遮光部を1つの成形品で作ることができたり、文字を成形品だけで表現することができます。合わせて2部品を1部品で成形することにより、組立コストを削減も可能です。
文字・マークの表現
加飾レスにて、文字やマークが表現でき、その部位が消えることがない部品が実現できます。
遮光機能性ボタン
一部品で別用途の光源からの光をそれぞれ遮光でき、光漏れの軽減や部品点数の削減が可能です。
部分メッキ部品
メッキのマスキングしたい部分をPC材で成形することにより、湿式メッキの高精度なマスキングを可能とします。
軟質樹脂+硬質樹脂一体化
エラストマー(軟質)+硬質樹脂の組み合わせにより、嵌合部の強度アップや、パッキン性を持たせたりできます。
メッキカラーバリエーション
メッキの色調は、銀色で少し青白い鏡面光沢が特徴の「クロムメッキ」と、艶消しの梨地面で高級感ある色調の「サテン調メッキ」が対応可能です。また、それぞれに対し、黒みを帯びた色調の「黒色三価クロムメッキ」の対応も可能です。また、メッキ加工後に塗装を施すことで、金属感を損なうことなく、カラーリングすることも可能です。
自動化
各工程において必要に応じ自動化設備を導入しています。自動化設備により省力化、ハイサイクル生産、安定した高品質の製品をお客様にお届けしています。
自動整列
成形時に部品を取り出し、自動的に整列させて梱包を行うことにより、後工程の負荷を減らしています。
ハンドリングロボット
塗装工程にて製品の脱着作業をハンドリングロボットにすることにより、省力化をしています。
搬送用ロボット
レーザー加工時にロボットで製品を取り出せることで、人為的工数を削減し、生産効率の向上に繋がっています。
自動組立
必要に応じてラインを自動化し、更なる品質・生産性向上に役立てています。
自動検査機
カメラによる自動検査にて寸法や形状の全数保証をしています。
品質保証・検査・生産管理
自社内にて構築した生産管理システムにて製造条件の記録、検査記録、在庫管理などを一元管理しております。製造・検査進行時に即時にデータ化しており、改善の対応などのデータ分析に役立てております。
工程監視のシステム管理
成形工程の日々生産している成形機のデーターを記録し、一括監視ができ、不具合発生時のデータ分析に役立てております。
検査管理システム
自社内で構築したシステムを用いて自動データー化、アラーム化など、システムを駆使し、検査に集中できる体制を整えています。
受注出荷システム
受注データを電子データで取り込み、自社生産管理システムにて管理を行う事で、過剰な在庫を抑制し、お客様の注文に細かく対応しています。